バイクのカギの中折れ

バイクのエンジンキーを挿して回そうとしたら刺さったまま折れてしまうということがあります。
カギが抜けなくなるのでかなり絶望的な気分になる瞬間です。
こういったトラブルがあった場合にはバイク屋に相談するよりも鍵屋に相談したほうが早いでしょう。そのほうが費用も安く収まることが多いようです。
バイク屋さんというのはカギが専門ではないのでシリンダーごと交換してしまいます。しかし、鍵屋さんはバイクのみならずシリンダー全般の専門家です。
シリンダー内に残っている鍵を取り除くことができるのです。
細い先端が鈎状になっている道具を使って鍵を取り出してくれます。作業は大体数分で終わります。取り出すだけなので部品代などもかかりません。

鍵の中折れを防ぐためにはそのトラブルに未然に気づく必要があります。
抜き差しの時になにか違和感があったり、エンジンをかけるときに抵抗があるようでしたら鍵が折れる可能性が高いです。
鍵が曲がっていたり、錆びていたりするのです。金属疲労を起こして鍵が折れてしまうのです。
ですから、鍵が抜けなくなる前にこの状態になっていたら鍵屋さんを呼んで予め修理してもらうのがいいでしょう。

シリンダー自体に問題がある場合はシリンダーの交換となります。ホコリや雨水などがたまってシリンダーが壊れてしまうことがあるのです。
潤滑剤を使って自分でお手入れすることも可能ですので日頃バイクのメンテナンスをするときについでに鍵穴も手入れしてみてください。

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